病名(状態)
刺激性下剤(センナ・アロエなど)により腸が収縮して便は柔らかいのに便が出にくい。薬を飲めば飲むほど便が出にくくなる。その他いろいろな内服薬に便秘作用を有するものが多い。
刺激性下剤により腸管の痙攣が強く排便障害となりIBSに似た病態をとる。末期に至ると逆に神経が障害され、腸管が弛緩状態になり排便障害が強まる。便は細く、またはコロコロ便。腹痛、腹満、残便感を伴うことが多い。もともと便を出す働きが期待される下剤でも、飲み過ぎると便が出なくなる。センナ、アロエなどを含む下剤の連用による。
検査結果次第で治療
食物繊維の多い食事指導。腸を刺激する食品は避ける。